基礎知識:過去の歴史-自由化競争の波
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自動車保険は、つい10年前までは、補償条件や補償内容、保険料など、すべて横並びの状態でした。
なぜこのような状態だったかというと、それまでは自動車保険料率算定会という政府機関の存在がありました。
保険会社は、この機関が算出した条件や保険料をそのまま使わなければいけなかったのです。そして、これは法律で定められたものでした。ですので、絶対に受け入れなければいけないものだったわけですね。
しかし、1998年からは完全自由化となり、外資系企業などが日本に進出し、一気に自由化競争の波が押し寄せました。
なぜこのような自由化が起こったのでしょうか。
それは、1997年12月に日米保険協議というものが行われ、そこで翌年から完全自由化することが決定したのです。つまり、保険も国際化していかなければいけない時代に突入したわけです。
それ以後、保険料や補償条件は、それぞれの保険会社によって、独自の設定ができるようになりました。
それまで自動車保険に参入できなかった生命保険会社などの垣根も取り払われました。また、外資の保険会社も、ぞくぞくと参入し始めました。
その結果、各社とも、その生き残りをかけて、積極的な商品開発がなされるようになり、競争社会へ突入したわけですね。
しかし、その反面、消費者にとってみれば、様々なケースに対応したプランを選択できるようになり、より多様なニーズに対応する保険を選択できるようになったわけです。